葉酸不足とうつ病

 うつ病は現代病です。うつ病の自体の症状の辛さはもちろんのこと、見た目が五体満足であり症状の苦しさが当事者本人にしかわからないことから生じる世間との乖離など、実に様々な問題を抱えた疾患です。
 うつ病がビタミンB群と密接な関係にあることに関して、数多くの報告がなされています。葉酸は妊婦に欠かせない栄養素として知られますが、うつ病の改善のためにも大いに効果のある栄養素なのです。
 葉酸は人間の成長の上で欠かせないものであり、神経や脳機能が正常に腹焚く事にも深い関係があります。そしてうつ病患者の8割以上は葉酸不足が見られたという研究法子奥もあることから、うつ病と葉酸不足にはなんらかの重大な関係があることが予想されています。
 自実、葉酸には気分を落ち着かせ、神経システムの正常を保持する働きがあるのです。抗うつ薬の効果が現れない患者に対して、抗うつ薬と同時に葉酸も一緒に摂取することによって、抗うつ薬の反応が正常に得られたという報告もあります。これらの研究結果から、葉酸不足がうつ病になんらかの深い関係を持っているということが考えられます。
 葉酸はビタミンBの一種ですが、同じくビタミンbの一種であるビタミンB6にも精神を落ち着かせる働きや、神経システムを正常に保つための働きを持っています。ビタミンB6は神経伝達物質を生成する際に利用される栄養素であり、うつ病にも効果があるといわれているものです。
 その他にも動脈硬化や認知症の延引となるホモシステイン濃度が高くなった時には、ビタミンB6を初めとして葉酸やビタミンB12が治療のために用いられます。
 また、ビタミンB6が不足することによって不眠症やうつ病が起こるということがわかったおり、このほかビタミンB12 にも気分を落ち着かせる作用や神経システムを健常に保持する働きがあります。
 以上の事から、葉酸、ビタミンB6、B12には気分を落ち着かせて健康的な線形システムの保持のために働く栄養素であるということが分かり、うつ病の改善・予防のために大いに役立つ栄養素であることが分かります。
 その他の研究報告では、うつ病の食生活を調査したところ、総じて葉酸が不足する食生活であったことが分かっています。うつ病は誰でもなる可能性がある疾患であると同時に、食生活の改善によって誰でも予防できる疾患である事が分かります。
 そのためにも葉酸不足を引き起こさないよう、葉酸を多く含む食品をしっかりと摂取するようにしましょう。肉類で言えばレバーであり、ホウレンソウ、モロヘイヤ、アスパラガス、ブロッコリーといった緑黄色野菜、オレンジやキウイフルーツといった果物、豆類などをしっかりと食べ、ジャンクフードやインスタント食品は避けるようにするとうつ病の症状は改善されていきます。

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